勉強日記

チラ裏

DNSがよくわかる教科書 ch3

www.sbcr.jp


名前解決の仕組み

問い合わせと応答

  • 問い合わせと応答は常に1対1
  • 知りたい情報の名前(ドメイン名)と種類(タイプ)を問い合わせる
  • 知っている情報を応答する
    • 「jpはa.dns.jpに委任しています」
    • 「xx.yy.zz.wwです」

階層構造をたどるということ

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  • iterative resolution
    • 頂点.からjpexample、というように階層構造をたどって最終的な答え(IPアドレス)を得る
  • そのために、事前に委任元・委任先が親子関係になっていること
    • 子は親に自分のネームサーバー情報を登録する
    • 親は子から登録されたネームサーバー情報を自分のネームサーバーに登録・設定する

名前解決の負荷と時間の軽減

  • 基本通りに毎回名前解決すると負荷が大きいのでDNSキャッシュを行う
    • 末端機器のOS
    • DNSキャッシュサーバー
      • ISP等が運用する、問い合わせ専用DNSサーバー
      • 自らはドメインの管理を行わない

名前解決のために必要なこと

  • 委任情報
    • 親が応答する子のネームサーバー情報
    • 「jpはa.dns.jpに委任しています」
    • 「example.jpはns1.example.jpに委任しています」
  • 正しく登録されていないと当然名前解決できなくなる
    • 委任先のネームサーバーが存在しないんですけど…?ってなる
  • 子は親に正しいネームサーバー情報を登録すること
  • 親は子から受け取ったネームサーバー情報を委任情報として正しく登録すること

名前解決における委任の重要性

名前解決の仕組みがもたらすメリット

  • ゾーンごとの分散管理
    • 分割統治による負荷分散
    • 障害時の影響範囲局所化
  • 管理ポリシーをゾーンごとに決められる

実際のインターネットにおける委任関係

  • .
  • TLD
  • 2LD〜
    • ゾーンのポリシー次第
    • 3LDや4LDでドメイン名の登録を受け付ける場合もある
      • 例: ○○.ac.jp
        • acというzone apexがあるわけではない、これもjpゾーン
        • ドメイン名の登録は3LDで受け付ける