DNSがよくわかる教科書 ch5 自分のドメイン名を設計する
DNSを動かすために必要なこと
- 権威サーバーを動かす
- 自分のドメイン名をインターネット上で使えるようにする
- フルリゾルバーを動かす
- インターネットで使われているドメイン名を自分で使えるようにする
- DNSを動かし続け、可用性を高める
- 一度動かして終わりではなく、保守し続ける
- 監視
- サイバー攻撃対策
- 信頼性向上
- 一度動かして終わりではなく、保守し続ける
ドメイン名を設計するための基本的な考え方
- サブドメインの作成・利用は要件次第
- 組織内の要望を要件・ルールに落とし込む作業は十分に時間をかけて行おう
EXAMPLE社を例にした設計・構築
- 組織内の要望を管理・運用要件要件に落とし込む
会社のドメインとしてexample.co.jpを登録し、システム部門で管理する
実線:委任あり、破線:委任なし
- 委任先(example.co.jp)の権威サーバーを正しく設定しても、委任元(jp)の権威サーバーに委任情報を正しく設定してもらえないと名前解決できない
- example.co.jpの権威サーバーのホスト名やIPアドレス名を変更する場合は、委任元の更新が必要
- 親子で同じ内容のNSレコードを設定する
- 親: 委任先の権威サーバーの案内
- 子: 自身のゾーンの権威サーバーの指定
社内の各部門のために、サブドメインを用意する
実線:委任あり、破線:委任なし